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交通事故 損害賠償のご相談

先日、NHKでハーバード大学の講座の番組をやっていた。大変面白かった。まだこのシリーズは続くらしいが、これからもいろんな大学の名物教授の講座というものをもっともっとテレビ放映してほしいものである。

第二回は「命の価値について」

最近、チェコではタバコの税金を上げようという動きがあった。そこで、あるアメリカのタバコ会社が調査を行った。すると、驚くことにチェコ政府は国民の喫煙によって得をするから税金を上げようという結果が出た。

マイナス効果は、健康を損なうことによる医療費の増加。まあ、肺がんの治療費とか。

プラス効果は、当然たばこ販売による税収アップ。
その他に不健康で寿命が縮まることによる(国民が早死にすることによる)
@医療費の節約、A年金節約、B住宅費用節約などである。

この結果、市民が喫煙した場合の純利益は1億4700万ドル。早期死亡による節約は、一人当たりおよそ1227ドル。政府としては、みんなが喫煙してくれて、早死にしてもらった方が経済的に助かるというわけだ。
このような計算法式を「費用便益分析」という。

命の価値はどうなるのか?という非難のもとにこのタバコ会社は批判されたが、この場合のいう「命の価値」とは肺がんで無くなる本人、及びその親族や親しい人達のことであり、大多数の国民のことではない。簡単に言えば、大多数の高齢者の国民に健康でいられるということは、国としては経済的負担のなにものでもないということだ。

まあ、税収を上げることによって経済的負担が増えるという理由で喫煙を止める人が多少は出てくるかもしれないが、税収を下げることによって煙草を吸う人口がそれほど増えるとも思えないしね。税収アップの方が絶対に大きいでしょう。


アメリカの自動車会社の作った「ピント」という車が70年代にあった。これは小さな車でとても人気があったが、後ろから追突されるとガソリンタンクが破裂して燃えやすいという欠点があったのだ。当然被害者は車会社を訴えたのだが、そこで会社は後ろから追突されると車が燃えやすいという認識をかなり前からもっていたことが判明した。燃料タンクの周りに保護シートをつけることを考え、それを実行する価値があるかどうかを知るために「費用便益分析」を行っていたのである。その際、一台あたりにシートをつけるのにかかる費用を11ドルとした。車は全部で1250万台。

つまり、安全向上には
1250万×11
=1億3700万ドルかかる計算になる。

これに対し、
死者180人×(慰謝料、その他もろもろ)20万ドル
          +
負傷者180人×(医療費及び慰謝料)67000ドル
          +
車2000台×(修理費用)700ドル
          =
たった4950万ドルという数字がはじきだされた。
(この数字は一年間か?と思ったが、一年間で180人も死なないね。発売されてからの累計だろうか)


この調査の結果を見て、メーカーは車を回収・修理しなかった。
陪審員は発見されたこの費用便益分析メモを見て愕然とし、メーカー側に巨額の和解金を命じた。利用者をナメてんじゃねぇと。

しかし、このような調査は全世界を相手にする企業であれば当然のごとく行っていることと思われる。この例は極端にしても、安全に対する費用が多くかかればかかるほど車の値段が上がるわけであり、そこまでの安全性をうったえてまでも消費者は高い値段の付く車を購入するとは思えない。我々は「安全にこしたことはないが…」と思いながらも、いつ事故にまきこまれるかわからないリスクに対して鈍感であろうとする。そうでもしなければ、この社会を乗り切っていけるはずはないではないかというように。

アメリカでは毎年、携帯電話を使ったために交通事故で死んだ人はおよそ2千人。しかし、ハーバード大学の調査によれば運転中に携帯電話を使うことでもたらす便益と、失われる命の価値はほぼ同じだという結果が出た。運転中に商談を進めたり、友人と話せば時間を節約できて大きな経済効果が生まれるというわけだ。
どういう調査をしたらこんな結果を導きだせるのかはわからないが、「車」と「携帯電話」という利便性を追及する以上、「不注意」による「交通事故死」は微々たるものであり、そんなリスクも込みで我々は飛行機に乗ったり高速道路を使用するのである。

「そんなに車を速く飛ばさないで」と嫌がる女、飛行機に乗るのが大嫌いな男がいる。
そういう人を変だなと思うのではなく、その拒否感覚は当たり前であり、そんな強大なストレスに慣れて生活している大多数の人間がおかしいのだ。だから自動車に乗っている以上、普通に生活するよりも事故にあって寿命を縮めるリスクが高いのだという当たり前のことに気づかなければいけない。家族は覚悟しなければならない。

現在社会において、命の価値というものは利便性や趣向性などを加味して計算されるものであり、愛煙家は肺がんのリスクを承知の上で嗜好を享受しているのであり、俺は事故のリスクを承知の上でバイクに乗るのである。

費用便益分析の一番のポイントは、大多数の国民に対する政府や企業の為の計算方式であり、命の価値を数値化することに不遜に感じるか否かというところじゃない。いくら高い数字が確立されたとしても、それは死んでしまった当人にとってなんの意味も持たないものなのだから。

ほとんどの事故被害者が、治療や後遺症に悩まされているのに、、、、

保険会社との示談交渉で悔しい思いをしたり、、、
ひどい場合は、全く慰謝料が取れないまま泣き寝入りさせられる
のです。

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